BiZpresso (ビズプレッソ)掲載記事
現場から見た中国のウェブトレンド最前線: 第4回 「iPhoneの中国進出と3G事情」
2009年9月24日
8月28日、中国聯通(ChinaUnicom)はAppleと契約、iPhone3Gを今年10―12月に中国で発売すると発表しました。すでに上海でも香港地区からのiPhoneを多く見かけますが、3Gユーザが増加する一因となるでしょう。
さらに注目すべきは、中国電信(ChinaTelecom)もRIM社のBlackberry、Palm社のPalmTreoを発売する方針を打ち出したことです。シャープやカシオなど日系企業の端末販売にも意欲的で、その他の端末提供企業を含め400万台の調達に乗り出しているようです。
NokiaもLinuxベースのMaemoを搭載したN900など高機能端末を発表し、中国での発売が期待されます。中国移動(ChinaMobile)の中国発端末Ophoneも加え、さながら自動車業界のように世界中で注目される魅力的な新製品(端末)が中国に集まることになります。
現在、中国の携帯市場は約7億人、大別すると移動75%、聯通20%、電信5%ほどといわれています。3G市場は1月からサービスが開始され、現在約250万人。政府は3年で2億5000万人を目標に投資を続けています。
コンテンツも順次拡大させ、政府の優遇するTD-SCDMA端末に搭載されるモバイルテレビ技術(CMMB)のような動画コンテンツは今後、土豆網のように中国で広く受け入れられるかもしれません。
実情では、3Gはまだまだネットブックなどで利用されるケースが多いようですが、携帯でもスマートフォンが普及し、モバイルとインターネットの垣根は低くなり、ウェブプロモーションの幅が広がると予想されます。
情報提供: バーチャルコミュニケーションズ
塩澤源太
バーチャルコミュニケーションズ
CCO(Chief Creative Officer)
日本大学芸術学部卒、ネットイヤーグループ(株)アートディレクター、バーチャルコミュニケーションズ(株)にて制作部、デザインセンターなどのマネージャ、シニアマネージャを歴任、NTT ドコモ、JAL、コニカミノルタなど数々の企業のウェブサイト制作に携わる。08年CCO(ChiefCreative Officer)に就任、上海在住。



