BiZpresso (ビズプレッソ)掲載記事
現場から見た中国のウェブトレンド最前線: 第6回 「中国トレンドを掴むキーワードランキング」
2009年11月 5日
この連載も最終回となりました。最後は、中国のトレンドを探し出すためのヒントとなるサイトをご紹介します。まずは「百度--中文捜索風云榜」。百度のトレンドキーワードのランキングを集計しています。毎日の傾向をジャンル別に閲覧できるほか、1年の総括版も見ることができます。
もう1つは「谷歌熱榜」(Google)。こちらも百度と似たような機能ですが、月別の総括もあります。
更に、これらのサイトで気になったキーワードを「Google Insights for Search」で調べなおすと、そのキーワードの傾向をより詳しく調べることができます。
例えば、7月に世間を騒がせた「賈君鵬」を調べてみましょう。「賈君鵬」とは、ある日オンラインゲームのBBSで「賈君鵬(架空の人物名)、お母さんがご飯を食べに帰れと呼んでいるよ」と書き込まれ流行語となった現象のことです。これを「Insights for Search」で調べると、期間別の人気度の動向、地域別の人気度、関連する検索クエリを調査できます。「賈君鵬」は7月にいきなり注目度が上がり、9月には急激に下がっています。面白いのは、7・8月は北京と上海を中心に全土で、9月以降は四川のみに人気が移り変わったことがビジュアルで分かることです。例えばこのように、皆さんの注目するキーワードなどを入力すれば、地域と期間による動向を掴むことができます。マーケティングリサーチの概要データなどで活用できそうです。
中国でも様々なトレンドが生まれています。皆さんの中国展開でもネットを大いに活用して、新たなトレンドを生み出してみてください。
情報提供: バーチャルコミュニケーションズ
塩澤源太
バーチャルコミュニケーションズ
CCO(Chief Creative Officer)
日本大学芸術学部卒、ネットイヤーグループ(株)アートディレクター、バーチャルコミュニケーションズ(株)にて制作部、デザインセンターなどのマネージャ、シニアマネージャを歴任、NTT ドコモ、JAL、コニカミノルタなど数々の企業のウェブサイト制作に携わる。08年CCO(ChiefCreative Officer)に就任、上海在住。




